足底腱膜炎・アキレス腱の痛み
足裏の痛みの代表が、かかとから足の指の付け根にかけて張っている「足底腱膜」への負担で起きる足底腱膜炎です。朝の起きがけの一歩目や、長く座った後の歩き始めに、かかとの内側あたりが痛むのが特徴です。ランナーにも多く見られます。
かかとの後ろ側の痛みは、アキレス腱まわりの負担が中心です。ふくらはぎの張りや、足首の動きと関係します。
診断は、医療機関での診察と画像検査によって行われます。当研究所は診断を行う場所ではありません。医療機関での評価を土台に、足へ負担が集まる身体の使い方の見直しを担当します。
このような症状でお困りですか
- 朝起きて最初の一歩で、かかと・足裏が痛い
- 走り始めは痛いが、温まると軽くなる(足底腱膜炎に多いパターン)
- 長距離を走った後、足裏やかかとが痛む
- アキレス腱のあたりを押すと痛い、腫れぼったい
- 立ち仕事の後に足裏が張って痛い
- 痛みを繰り返して、走る距離を伸ばせない
足に負担が集まる背景
足裏とアキレス腱は、着地の衝撃を受け止める場所です。ふくらはぎの張りが強い、足首の動きが小さいと、足底腱膜やアキレス腱への引っ張りが強まります。
- ふくらはぎやすねまわりの張り・疲労
- 足首の可動域の不足
- 走行距離の急な増加、路面の変化
- 股関節や体幹の働きの不足を、足元で補っている着地の偏り
当研究所では、足裏だけを見るのではなく、身体の中心(骨盤・背骨・お腹)から足元まで、負担のかかり方を全体で確認します。
当研究所の見方と考え方
当研究所では毎回、次の順序で進めます。
1. カウンセリング
痛む場面(朝の一歩目か、走行中か、走った後か)と経過、医療機関での評価の有無をうかがいます。痛みの強さは10段階の数字で確認します。
2. 身体チェック
足裏・アキレス腱の状態に加え、ふくらはぎの張り、足首の可動域、股関節と体幹の動きを確認します。
3. 施術ケア
チェックで見つかった負担の偏りに合わせて、身体の中心から順にケアします。痛い場所だけを揉むのではなく、足に集まっていた負担の背景に働きかけます。
4. 変化チェック
ケアの前と後で、動き・感覚・可動域がどう変わったかを一緒に確認し、数字で記録します。「先程よりもどうか?」を毎回確かめることが、次の一手を決める材料になります。
5. 今後の方針計画
距離や練習量の戻し方、大会に向けた調整の考え方をお伝えします。
こうした記録が積み重なると、痛みが出やすい場面や、疲れのたまり方など、自分の身体の傾向が見えてきます。当研究所では、その傾向をもとに、次回に確認するポイントと家庭でできるケアを一緒に整理します。
保護者の方へ
成長期のお子さんのかかとの痛みは、足底腱膜炎とは別に、かかとの骨の成長部分の炎症(シーバー病/踵骨骨端症)の場合があります。成長期のお子さんのかかとの痛みが続く場合は、まず医療機関で評価を受けてください。
よくある質問
朝の一歩目が痛いのはなぜですか?
足底腱膜炎の典型的な現れ方です。寝ている間に硬くなった状態で、起きて最初に体重がかかることで痛みが出ます。経過の特徴として記録しておくと、状態の変化が見えやすくなります。
走るのをやめた方がよいですか?
痛みの程度によります。距離や頻度を調整しながら続けられる場合と、休んだ方がよい場合があります。痛みの数字の記録をもとに、医療機関の評価も踏まえて整理します。
インソールは効果がありますか?
足の形に合ったインソールで負担が分散し、楽に感じる方はいます。ただし身体の使い方の側も合わせて確認することが大切です。
アキレス腱が痛いとき、ストレッチはしてよいですか?
ふくらはぎの張りは背景の一つですが、痛みが強い時期に無理に伸ばすと負担になることがあります。状態を確認したうえで、家庭で見るポイントをお伝えします。
受診の目安
次のような場合は、まず医療機関での評価をおすすめします。
- 「ブチッ」という感覚とともに急に痛くなった、つま先立ちができない(アキレス腱断裂の可能性)
- かかとやアキレス腱まわりに、強い腫れや熱感がある、体重をかけられない
- しびれを伴う
- 安静にしていても痛む、歩くのがつらい
- 朝の一歩目の痛みが、週を追って強くなっている
- 痛みの数字が週を追って上がっている
- 成長期のお子さんのかかとの痛みが続いている(かかとの骨の成長部分の炎症の評価)
ご相談・ご予約
厚木スポーツコンディショニング整体研究所
電話:080-4091-4970
住所:〒243-0201 神奈川県厚木市上荻野255-8