肉離れ
肉離れとは、ダッシュやジャンプ、急な方向転換のときに、筋肉が引き伸ばされながら強く働くことで部分的に傷むケガです。太ももの裏(ハムストリングス)とふくらはぎに多く、サッカー・陸上の短距離・野球などで起きます。
傷めた直後の時期の対応と、傷みの程度の評価(エコーやMRIなど)は医療機関の領域です。当研究所は診断を行う場所ではありません。医療機関での評価と復帰の見通しを土台に、回復の過程での身体の使い方の見直しと、再び痛めやすい背景の整理を担当します。
肉離れは再発しやすいケガでもあります。「痛みが引いた」だけでは、元の負荷に耐える準備が整ったとは言えません。復帰の段階をどう進めるかが大切になります。
このような症状でお困りですか
- ダッシュの瞬間に太ももの裏に「ブチッ」「ピキッ」という感覚があった
- ふくらはぎを痛めてから、走るのが怖い
- 肉離れを同じ場所で繰り返している
- 痛みは引いたが、全力で走ると違和感が残る
- 大会が近く、復帰の進め方に不安がある
- お子さんが肉離れをして、復帰の目安が分からない(保護者の方)
肉離れを繰り返す背景
同じ場所の肉離れを繰り返す場合、筋肉そのものだけでなく、力の使い方の偏りが関係することがあります。
- 反対側や他の部位の動きの不足を、傷めた側が肩代わりしている
- 骨盤・体幹の安定が弱く、脚だけに負担が集まる走り方になっている
- 疲労がたまった時期(練習量の増加、連戦)に起きている
- 復帰の段階を急ぎ、ジョグからダッシュまでの間を飛ばしている
当研究所では、身体の中心(骨盤・背骨・お腹)から左右の使い方まで、負担のかかり方を全体で確認します。
当研究所の見方と考え方
当研究所では毎回、次の順序で進めます。
1. カウンセリング
ケガの経過(いつ・どの動作で・医療機関での評価)、現在の状態をうかがいます。痛みの強さは10段階の数字で確認します。
2. 身体チェック
傷めた部位の状態のほか、骨盤・体幹の安定、股関節と足首の可動域、左右の使い方の差を確認します。
3. 施術ケア
回復の時期に合わせて、負担の偏りを身体の中心から順にケアします。急性期の無理な刺激は行いません。
4. 変化チェック
ケアの前と後で、動き・感覚・可動域がどう変わったかを一緒に確認し、数字で記録します。「先程よりもどうか?」を毎回確かめることが、復帰の段階を進める材料になります。
5. 今後の方針計画
ジョグ→部分的なダッシュ→全力→練習復帰という段階の進め方と、家庭で見るポイントをお伝えします。復帰の判断は医療機関の許可が前提です。
こうした記録が積み重なると、痛みが出やすい場面や、疲れのたまり方など、自分の身体の傾向が見えてきます。当研究所では、その傾向をもとに、次回に確認するポイントと家庭でできるケアを一緒に整理します。
保護者の方へ
成長期の肉離れでは、筋肉の付け根の骨の成長部分を傷める場合(裂離)もあり、強い痛みや腫れがあるときは医療機関での評価が必要です。復帰を急ぐ気持ちは分かりますが、段階を飛ばすことが再受傷の大きな理由になります。家庭では痛みと違和感の数字を記録しておくと、段階を進める判断がしやすくなります。
よくある質問
肉離れした直後に診てもらえますか?
直後の時期は、まず医療機関での評価(傷みの程度の確認)を優先してください。当研究所は、回復の過程と再発予防の段階で担当します。
どのくらいで全力で走れますか?
傷みの程度によって幅があり、医療機関の見通しが前提です。当研究所では、動きと数字の記録をもとに、段階を進める材料を用意します。時期の約束はしません。
ストレッチをすれば予防できますか?
柔軟性は要素の一つですが、それだけでは十分とは言えません。疲労の管理と、左右の使い方の偏りを含めて確認することが大切です。
再発が怖くて思い切り走れません。
不安そのものが力の入り方を変えることがあります。段階ごとに「今の状態」を数字と動きで確認しながら進めることで、状態を客観的に見られるようにします。
受診の目安
次のような場合は、まず医療機関での評価をおすすめします。
- 傷めた直後で、腫れや内出血が広がっている
- 歩くのがつらい、体重をかけられない
- 繰り返す回数が増えている、痛みが強くなっている
- しびれや感覚の異常を伴う
- 発熱を伴う(まれな重い状態の確認のため)
ご相談・ご予約
厚木スポーツコンディショニング整体研究所
電話:080-4091-4970
住所:〒243-0201 神奈川県厚木市上荻野255-8