野球
野球は、投げる・打つ・走るが組み合わさった競技で、肩・肘・腰に負担が集まりやすいスポーツです。特に成長期の選手は、骨の成長する部分(骨端線)が弱く、投球の負担が肩や肘の痛みとして現れます。
当研究所は診断を行う場所ではありません。診断は医療機関での診察と画像検査によって行われます。医療機関での評価を土台に、負担が集まる身体の使い方の見直しを担当します。投球フォームの指導は行いません(フォームはチームの指導者の領域です)。当研究所が担当するのは、フォームを支える身体の土台です。
野球で多いお悩み
- 投球時の肩の痛み → 野球肩(肩の痛み)
- 投球時の肘の痛み → 野球肘・肘の痛み
- 腰の痛み(分離症を含む) → 腰椎分離症/スポーツ腰痛
- 太もも裏・ふくらはぎの肉離れ → 肉離れ
- 大会前の調整や、ケガを繰り返すことへの不安
当研究所の見方
投球と打撃は、下半身→体幹→肩→肘へと力が伝わる全身の動作です。途中のどこかの動きが小さいと、肩や肘が肩代わりをします。当研究所では、身体の中心(骨盤・背骨・お腹)から動きと左右差を確認し、痛みや不調を10段階の数字で記録します。院長自身、野球少年の父として息子を全国大会ベスト4・NPBジュニアトーナメント選抜まで家庭のケアで今も支え続けています。
野球の肩・肘の痛みは、肩や肘だけを見ても分からないことがあります
投球は、下半身で生んだ力を体幹へ伝え、肩、肘、手へとつなぐ全身の動作です。途中のどこかの動きが小さいと、その分を肩や肘が肩代わりします。
例えば、背中の回旋が小さい選手は、腕の振りに頼る投げ方になりやすく、肘への負担が集まります。股関節の動きが小さいと、体幹の回転が遅れて、肩に無理がかかります。
また、同じ肩の痛みでも、投げ始めに出るのか、投げた後に重くなるのか、試合の終盤だけ出るのかで、確認すべき動きは異なります。
痛い場所だけをケアするのではなく、力が伝わる順番全体から見直す。これが当研究所のコンディショニングの基本です。
野球選手の身体を、どのように確認するのか
1. 投球・打撃に関わる動きと左右差を確認
立った状態での回旋、前屈・後屈に加え、肩の上がり方、胸の開き、股関節の動き、片脚でのバランスを確認します。利き腕側と反対側で、動きや硬さに違いがないかを見ていきます。必要に応じて、硬さや違和感、痛みの程度を数値化し、状態を細かく確認します。
2. 身体の中心と、肩・肘まわりの状態を確認
身体の中心(骨盤・背骨・お腹)の動きを土台に、肩甲帯、胸まわり、前腕の張りなども含めて確認します。どこに動きにくさがあり、どこに負担が集まっているのかを丁寧に見ていきます。
3. 身体の状態に合わせた整体
確認した状態をもとに、必要な部位へ施術を行います。全員に同じ施術をするのではなく、その日の身体の状態や、投球で気になる場面を踏まえて進めます。肘が痛い場合でも、肘だけに施術するとは限りません。
4. 施術後にもう一度、身体を確認(変化チェック)
施術前に気になっていた動きや左右差を再確認します。痛みや違和感がどう変わったかを確かめ、数字で記録していきます。投球数や試合の日程と合わせて記録を重ねることで、痛みが出やすい場面や疲れのたまり方など、自分の身体の傾向が見えてきます。その傾向をもとに、練習量の調整や家庭でできるケアを一緒に整理します。
一度きりの整体ではなく、自分の身体を知り、変化を積み重ねていくコンディショニング。それが、当研究所の大切にしている取り組みです。
来店ごとに、このような記録シートで数字と変化を残します。

ジュニア選手と保護者の方へ
成長期の選手の痛みは、「投げ方のせい」だけで片付けられないことが多くあります。骨が伸びる時期は、骨の成長する部分(骨端線)が弱く、同じ投球数でも負担の受け方が変わります。
保護者の方が家庭で見られるポイントは、痛みの場所だけでなく、「いつ・どの場面で・どれくらい痛いか」です。痛みを10段階の数字で記録しておくと、波が見えやすくなり、医療機関での相談や、練習量を調整する判断の材料になります。
大人の選手の方も同じです。草野球や硬式の社会人野球で「投げた後の回復が遅くなった」「昔より球が走らない」と感じたら、身体の使い方の偏りが積み重なっているサインかもしれません。
野球を長く続けるために、大切にしたいこと
野球は、長く続けられる競技です。だからこそ、痛みが強くなってから慌てるのではなく、普段から自分の身体の変化を知っておくことが大切です。
投げた後の重さが抜けにくくなった。球の走りが日によって違う。肘の張りが残る日が増えた。こうした小さな変化には、身体の状態を見直すヒントがあります。
フォームのことは、チームの指導者に。身体の土台は、当研究所に。 長く投げ続けられるよう、身体の状態に合わせたコンディショニングをお手伝いします。
受診の目安
次のような場合は、まず医療機関での評価をおすすめします。
- 肘や肩に強い腫れがある、急な強い痛みが出た
- 肩が上がらない、腕にしびれや力の入りにくさがある
- 安静にしていても痛む
- 成長期の選手で、痛みが続いている、痛みの数字が上がってきている
よくある質問
Q. 投球フォームも見てもらえますか?
A. フォームの指導は行いません(チームの指導者の領域です)。当研究所が担当するのは、フォームを支える身体の土台です。教わった動きを再現しやすい身体の状態を、一緒に確認します。
Q. 痛みがあっても投げ続けてよいですか?
A. 状態によります。痛みの数字の記録と、医療機関での評価を土台に、投球量の調整を一緒に整理します。我慢して投げ続けると負担が大きくなる場合があるため、早めの確認をおすすめします。
Q. 大会前に見てもらうことはできますか?
A. できます。直前の大きな変更はおすすめしませんが、現在の状態を確認し、無理のない範囲で整えます。初めての方は、大会の1〜2週間前までに一度ご相談いただくのが目安です。
ご相談・ご予約
厚木スポーツコンディショニング整体研究所
電話:080-4091-4970
住所:〒243-0201 神奈川県厚木市上荻野255-8
関連ページ:ジュニアの保護者の方へ/料金