シンスプリント
シンスプリントとは、走る・跳ぶ動作の繰り返しで、すねの内側(脛骨の内側)に痛みが出る状態の総称です。新入部員や、練習量が急に増えた時期の選手に多く、「初心者病」と呼ばれることもあります。
すねの内側の痛みにはシンスプリントのほか、疲労骨折が隠れている場合があります。痛む範囲が広いのがシンスプリントの特徴で、一点だけが強く痛む場合は疲労骨折の可能性を考える必要があり、医療機関での評価が大切です。
診断は、医療機関での診察と画像検査によって行われます。当研究所は診断を行う場所ではありません。医療機関での評価を土台に、すねへ負担が集まる身体の使い方の見直しを担当します。
このような症状でお困りですか
- 走り始めや走っている途中で、すねの内側が痛む
- すねの内側を押すと、広い範囲で痛い
- 部活や練習を始めた・量が増えた時期から痛みが出た
- 練習後は痛いが、休むと軽くなる、を繰り返している
- 痛みを我慢して走り続けている
- お子さんのすねの痛みが続いていて心配(保護者の方)
すねに負担が集まる背景
すねの内側には、足首や足の指を動かす筋肉が付いています。着地のたびにこの部分が引っ張られるため、負担が集まりやすくなります。
- 足首の硬さや、足の着き方(着地の偏り)
- ふくらはぎやすねまわりの筋肉の疲労の蓄積
- 走行距離・練習量の急な増加、硬い地面での練習
- 股関節や体幹の働きの不足を、脚の下の方で補っている
当研究所では、すねだけを見るのではなく、身体の中心(骨盤・背骨・お腹)から足元まで、負担のかかり方を全体で確認します。
当研究所の見方と考え方
当研究所では毎回、次の順序で進めます。
1. カウンセリング
痛む範囲と場面、練習量の変化、医療機関での評価の有無をうかがいます。痛みの強さは10段階の数字で確認します。
2. 身体チェック
すねの状態に加え、足首の可動域、股関節・体幹の動き、片脚でのバランスを確認します。
3. 施術ケア
チェックで見つかった負担の偏りに合わせて、身体の中心から順にケアします。痛い場所だけを揉むのではなく、すねに集まっていた負担の背景に働きかけます。
4. 変化チェック
ケアの前と後で、動き・感覚・可動域がどう変わったかを一緒に確認し、数字で記録します。「先程よりもどうか?」を毎回確かめることが、次の一手を決める材料になります。
5. 今後の方針計画
練習量の戻し方と、家庭で見るポイントをお伝えします。
こうした記録が積み重なると、痛みが出やすい場面や、疲れのたまり方など、自分の身体の傾向が見えてきます。当研究所では、その傾向をもとに、次回に確認するポイントと家庭でできるケアを一緒に整理します。
保護者の方へ
シンスプリントは新入生や新学期に多く、環境の変化と練習量の増加が重なる時期に出やすくなります。「慣れるまで仕方ない」と我慢を続けると、疲労骨折に進む場合があります。痛む場所が一点に絞られてきた、安静にしても痛む、といった変化があれば医療機関で評価を受けてください。家庭では痛みの数字を記録しておくと、波が見えやすくなります。
よくある質問
疲労骨折との違いはどう分かりますか?
目安として、シンスプリントはすねの内側の広い範囲が痛み、疲労骨折は一点が強く痛みます。ただし自己判断は難しいため、一点の痛みが続く場合は医療機関での画像評価をおすすめします。
走りながら通えますか?
痛みの程度によります。痛みの数字が上がっていく場合は負担を減らす判断が必要です。量の調整の考え方を、記録をもとに一緒に整理します。
インソールやシューズは関係しますか?
足の着き方に合わないシューズは負担の一因になり得ます。ただし身体の使い方と合わせて確認することが大切です。
どのくらいで痛みは落ち着きますか?
状態と練習量の調整によって幅があります。時期の約束はしませんが、数字の記録で経過を追い、判断材料を用意します。
受診の目安
次のような場合は、まず医療機関での評価をおすすめします。
- 痛む場所が一点に絞られ、強く痛む(疲労骨折の可能性)
- 安静にしていても痛む、夜も痛む
- 腫れや熱感がある
- 歩くのもつらい
- 痛みの数字が週を追って上がっている
ご相談・ご予約
厚木スポーツコンディショニング整体研究所
電話:080-4091-4970
住所:〒243-0201 神奈川県厚木市上荻野255-8